冷え性に悩んでいる女性は意外と多いものです。
温めても温めても体が冷えてしまったり、足の先が冷たくて夜眠れなかったりと、様々な対処法をとってみたとしてもなかなか改善されないものです。
特に胃腸の働きが弱い人は消化吸収能力が低下しているので、食べる量も自然と減ってしまい体の中で熱を作る力が弱まって冷えになりやすい傾向があるそうです。
そして冷えをそのまま放置しておくことで、血液の循環が悪い状態が続き、様々な体調不良を引き起こす原因となってしまいます。
冷えや低体温は万病の元
冷えや低体温はちょっとした不調と思われがちですが、実は万病のもとであるため気をつけなければならないのです。
近年多く発生しているがんや脳血管障害、心疾患などの多くは、病気の根源に冷えがあるのではないかともいわれています。
冷えの感じ方は人によってさまざまでしょう。
手足が冷たい、肩こりがひどい、しもやけができやすい、おなかが冷えて下痢をしやすいなどその症状は様々です。
気管支ぜんそくを患っている人は肺に冷えを感じたり、捻挫や骨折をした部分に冷えの症状が現れるなどともいわれていて、冷えを感じたら体のどこかに問題があると考えた方がよいといえます。
そして冷えの原因として意外に思うかもしれませんが精神的なストレスもあるそうです。
会社勤めの人は特に、仕事で精神的なストレスがかかる人も多いでしょう。
精神的なストレスによって冷えが起こるときは、自律神経を乱しているストレスを解消しなければならないということです。
まさか鍼灸で生理痛まで良くなるとは!
実は私も最近冷え性にとても悩まされていたのです。
そこからくるのかわかりませんが肩こりもひどくて、自分では対処できなくなったので、結局友人の勧めで目黒にある鍼灸にってみたのです。
鍼灸に行って先生に相談してみると、冷えを解消したくて来院する人はとても多いということでした。
脈の状態やおなかをさわった時の感触、全身のツボの状態をチェックして、体の表面から背面、座った状態での施術を行ってもらいました。
冷え性の中でも特に上半身は熱いけれども下半身が冷えているケースが多いということで、私もこの状態でした。
足の甲にあるツボにお灸をしてもらい、お灸で温めて上半身に集まった血液を下半身にも分散させることで、血液の偏りを分散することができるということでした。
施術が終わった後は私の体はとても温かくなっていました。
でも施術のあとだったので温かい状態になっているのだと思っていました。
しかしびっくりしたことにその後生理が来た際に、生理痛までよくなっていたのです。
これからまた冷えに悩まされることがあったら、すぐに鍼灸に通いたいと思います。